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本業+副業のメリット・デメリット

副業しようと思っているんだけれど、メリットとデメリットを詳しく知りたい!
副業をすることは、労働者にとっても企業側にとってもメリットが多々あるんです。
ですから、副業OKの会社にお勤めの方はぜひ副業に挑戦してみて欲しいなと思います。
どんな仕事を副業とするかにもよりますが、収入アップ以外にも様々なメリットがあるんですよ。
もちろんデメリットもあります。
この記事ではそうした会社員が副業をすることのメリット・デメリットについてご紹介をしています。
また合わせて副業をする時に気を付けるべきポイントについてもご紹介します。
これから副業をしようか検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
本業+副業で収入アップ。副業は稼げる
副業をする目的は副収入、つまり「収入アップ」という方は多いと思います。
本業の収入が頭打ち、今年はボーナスも期待できない・・・どころかボーナスカットかもしれない、という方も多いかもしれません。
ご家族がいれば、収入を安定させることはとても重要なことです。
副業をすることで、その分、収入アップします。
職種や仕事内容にもよりますが土日どちらか、週1日稼働するお仕事であっても月収5万円~10万円といった稼ぎになる仕事も多いです。
リモートワークで全国どこからも参画できる仕事が多いことも、副業に取り組みやすい理由ですね。
副業は収入源の分散という点でも効果的ですし、副業の収入があると本業にも良い影響があるのですね。
収入が本業以外にもある、というのは精神的な余裕につながる方が多いようですし、副業で得られたスキルや経験が本業に活かすことができ生産性の向上などに繋がったり、実績が上がったり、新たな案件をこなせるようになったり、などもあります。
人事評価も高くなるといった結果につながると、本業での昇給・昇進にもプラスの影響があるかもしれません。
本業のみでは得られなかった経験が積めたり、違ったスキルが身に付けられたりなどメリットは多いといえます。
副業のメリットとは
会社員が副業をすることで得られるメリットをご紹介します。
メリットとデメリットを比べると、メリットの方が多いと言えます。
収入が増える
副業をすることで、本業に加えて副業の収入が増えます。
人によっては本業以上に副業の収入が大きくなることも。
そこまで副収入が増えることは決して簡単ではありませんが、将来的に目指すことは可能です。
多かれ少なかれ、副業をすることによってプラスアルファの収入を得ることができます。
本業とのバランスを考慮する必要はありますが、副業にかける時間を増やせば、基本的には収入も上がっていきます。
その分だけ、副業の稼ぎが大きくなり所得を増やすことができます。
本業では得られないスキルや知識、経験が得られる
副業の種類、請ける案件によっては本業では得られないスキルや知識、経験を得ることができます。
本業で得られるスキルは、職種によって限定されてきますよね。
もっとスキルアップしたい、これからのキャリアを考えて転職する人もいるのですから。
副業は発注する側もあることですから、自由に仕事を請け負うことができる、といった訳ではありませんが、本業では身に付けられない仕事を選択して請け負うことで、本業では得られないスキルや知識、経験を得ることができます。
それによって本業での仕事に新たに付加価値をつけることも可能です。
より評価される結果となり、昇進や昇給に影響を及ぼすことも考えられます。
副業は新たな分野にチャレンジしやすいことが大きな魅力です。
副業で得たスキルや経験、人脈を将来に活かすこともできますね。
低リスクで起業や転職の準備ができる
本業で毎月安定した収入を得ながら、副業に挑戦することで、金銭的なリスクを抑えて企業や転職の準備をすることが出来ます。
副業で起業に興味のあるジャンルの仕事に取り組んでみて、見込みがあるかどうか、自分に向いている仕事なのかどうかを見極めることもできます。
独立・起業をお考えの方にとって、副業でそのジャンルの仕事に取り組むことは有効な方法といえます。
副業とはいえ、収入を得られること、仕事にやりがいや面白さを見いだせる場合には、独立・起業をしても成功する可能性は高いと言えるでしょう。
本業を退職して、独立・起業にチャレンジするのは、やはりリスクは大きいと言えます。
人脈が広がる
本業では出会うことが無い人たちとの人脈が広がる可能性があります。
副業に取り組む人のバックグラウンドも様々。
会社員の人ばかりではなく、個人事業主や経営者とも交友が広がるかもしれません。
こうした人々は一般的な会社員とは違う考え方、視点を持っていることが多いので、刺激を受けることができます。
副業のデメリットとは
副業をすることで生じるデメリットをまとめてみました。
特に時間的なデメリットについては、あらかじめしっかりと理解しておくことが必要かと思います。
本業+副業で長時間労働になりがち
本業に加えて副業をすることは、副業をする時間が増える分だけ労働時間が長くなることを意味します。
副業を始めた当初は、やる気に満ちていて多少の睡眠不足も大丈夫だったとしても、それが続くと体調管理が難しくなってくるものです。
本業の終業時間が遅くなると、その分だけ副業の時間も押してしまうかもしれません。
副業も納期がある仕事ですから、やり遂げることが大切です。
本業が忙しいから、といった言い訳はできません。
本業と副業を同時に行うことは、労働時間が長くなりがちです。
働くほど収入も増えますから、つい案件を増やしてしまい・・・徹夜でなんとか納期に間に合うように仕上げた、といった話は思った以上に多いです。
副業を探す場合でも、稼働日数を考慮して休息を取れるようにしたり、時間的に体調管理ができるような案件を探すなども必要でしょう。
副業が忙しくなり、体調を崩してしまうと本業にも悪影響を及ぼす可能性があります。
家族との時間が減少する
副業を行うことで自分の時間が減ることはもちろん、家族がいる人は、家族と過ごす時間も削減して働くことになります。
副業をすることに対して、家族からの理解を得ておかないと、喧嘩の原因になる可能性があります。
特に最初は副業にも慣れず、上手くいかないかもしれません。
想定よりも長時間労働になるかもしれません。
そうなった場合、理解されずに険悪なムードにならないように、しっかりと話をする時間を取ることをお勧めします。
家族との時間が減ることに対して、理解を貰うことが副業に成功するポイントでもあります。
家の中で居心地が悪くなってしまうと、副業や本業にも悪い影響を及ぼすかもしれません。
メンタル的に影響を及ぼすことは十分に考えられます。
思ったよりも稼げないリスクがある
どういった副業に取り組むかにもよりますが、労働に対して対価が確実に支払われる仕事以外の場合だと、投下した時間に対して思ったよりも稼げない可能性があります。
特にwebライティングの仕事などは参入障壁は低いですが、最初は単価も安いですし、クラウドソーシングなどでは仕事を取れない可能性もあります。
ライバルが多いためです。
ブログを利用してのアフィリエイトなども難しいです。
多くの人は半年~1年は無収入で頑張ることになるケースが多く、気持ちが折れる人も多いのが現実です。
フリーランス向けエージェントを利用して副業案件を紹介してもらった場合でも、当初は単価が安くなることが多いです。
それでも収入が見込めるため、まだ遣り甲斐はあるかもしれません。
アフィリエイトなど思うように稼げない場合には、
「稼げる情報」
に飛びついてしまいたい気持ちになるかもしれません。
有償の情報商材を購入。
しかし大抵は稼げずに終わる、といったことも多いため注意が必要です。
本業に悪影響が出る可能性
副業をする場合、本業に不利益を与えないようにすることが必要です。
特に機密情報の保持には気を付ける必要があります。
気づかないうちに情報を漏らしてしまって・・・といったことがないようにしなくてはなりません。
最悪の場合、本業の方で解雇されるといった可能性もあります。
副業を始める時に注意したいポイント
副業を始める際、後々トラブルや失敗しないために注意したいポイントがあります。
本業と副業は両立できる仕事を選ぶこと
副業を選ぶ場合、当然ですが本業と両立できる仕事を選ぶことが必要です。
労働時間、仕事内容、勤務場所など。
無理なく両立できることが最低条件といえます。
本業が忙しい上に、副業も忙しく長時間労働になってしまうと、体力的に無理が生じてしまい、体調を崩す原因になります。
本業の会社の就業規則を確認する
本業として勤めている会社が、副業を許可しているかどうか、就業規則を確認しましょう。
副業を許可している会社であっても、無条件にどんな仕事でも副業を行うことを許可しているわけではないでしょう。
申請が必要な場合も多いです。
副業を行う際には仕事内容、勤務条件など定められていることもあります。
また会社によっては副業禁止となっているケースもありますので、事前に就業規則を確認することは大切です。
労働者は勤務時間外において他の会社等の業務に従事することができる、とされてはいますが、会社の立場としては本業に支障が出る働き方、機密情報の漏洩、競合他社などを考えて容認できない働き方もあるでしょう。
安心して副業をするためには、就業規則を確認して必要があれば申請することが大切と言えます。
企業側の従業員が副業するメリット
副業を解禁することは、労働者にとってのメリット以外にも企業側にもメリットがあります。
企業のブランディングになり、人材採用に有利
副業OKの会社、というのは今の時点では先進的ですし、それに対して好感を持つ人はとても多いです。
ステークホルダーからも良い印象を持ってもらいやすくなります。
人材採用においては、有利になります。
従業員のスキル向上
副業をすることで、従業員のスキルが向上することが期待できます。
社内業務だけでは得られない経験、スキルが身に付くことも多いためです。
また副業をする上ではビジネスを主体的に進めることが必要になります。
問題があっても自ら解決策を探り、解消していくスキルが必須です。
そうした従業員のスキル向上は、社内だけではなかなか難しいところもあるため副業解禁のメリットといえるでしょう。
優秀な人材の離職を防ぐことができる
今まで、優秀な人材はスキルアップや違う業務を経験するためには「転職」の選択肢が有力でした。
しかし副業解禁によって、本業として仕事を続けつつ、社外で違う仕事に挑戦できる土壌が整ってきています。
そのため転職せずに副業する選択肢が今は有力です。
副業をきっかけに転職や起業する人も確かにいますが、全体で見ればそこまで大きな割合とはいえません。
副業を解禁することによって、結果として優秀な人材の離職率を下げているといって良いでしょう。
副業は企業、労働省の双方にメリットあり
このように、副業をOKとすることは企業、労働者の双方にメリットが大きいと言えます。
人材の集まり方については、かなりメリットがあると言って良いでしょう。
副業禁止の会社を嫌って転職するケースもあります。
副業禁止の会社は、閉ざされた会社、旧体質、古い会社、などネガティブなイメージを持たれやすいです。
今後ますます、そうした流れは加速していくと考えられます。
副業は労働者にはメリットだらけ?
個人が副業をすることは多くのメリットがあります。
一歩踏み出すのは大変かもしれませんが、できれば副業に取り組んでみて頂きたいなと思います。
- 副収入を得られる
- 本業では得られないスキル、経験を得ることが出来る
- その結果、本業に良い影響が得られる
- ビジネスを運用する経験が得られる(経営者体験)
- リスクを抑えて企業や転職の準備ができる
副業をすることの大きなメリットであり、多くの方の目的だと思うのが、
「副収入」
です。
副業をしようと思ったきっかけは、本業にプラスして副収入を少しでも得たいと思ったから、という方も多いでしょう。
今の時代、いつリストラ対象になるか分かりませんし、早期退職募集も大手企業も含めて増えています・・・
副収入があることで、経済的に少し余裕を持つことが出来ます。
長時間労働になり体力的に厳しくなるデメリットなどもありますが、トータルではメリットの方が大きいと言えるでしょう。
人によっては副業をすることでメリットしかない!
といった状況になるかと思います。
副業も様々な仕事があり、稼げる金額も色々です。
副業でどういった働き方をしたいか、どれくらい稼ぎたいか、新たなスキルや経験を獲得したいのか、などを明らかにしておくことも副業で成功するためのポイントになります。
本業+副業はおすすめ
本業に加えて副業をすることは、おすすめです。
実際に会社員として働きつつ副業をしていますが、メリットの方が大きいと実感しています。
確かに忙しくはなりますが、副収入を得ることができますし、本業では得られないスキルや経験を得ることもできます。
本業で社会保険に加入していることも、実は大きなメリットです。
個人事業主として働くにしても、社会保険は会社員の方で加入していますからね。
安定した収入を得ながら、将来の起業や転職の準備ができることも、人によっては大きなメリットだと思います。
「私にもできる?」副業は1歩目を踏み出すことが大切
本業+副業のメリット、デメリットをご紹介してきました。
個人的には、副業にはメリットの方が大きいと思っています。
副業をこれから始めようかな、どうしようかな?
と迷っておられる方には、もしかすると不安の方が大きいのかもしれません。
その場合、負担が小さく今の状況でも働きやすい仕事から副業として取り組まれるのがおすすめです。
実際に副業で稼ぐ、という体験をすることが大切かなと思います。
webライティングの仕事はクラウドソーシングでも募集が多く、複数人に依頼を行う案件もありますから、比較的、仕事を獲得しやすいといえます。
Webライティングの仕事を通してSEOライティングについても学ぶことが出来る、といったメリットもあるでしょう。
(クライアント次第ですが)
他の仕事でも良いと思います。
まずは副業の1歩を踏み出してみること。
そこから、さらに踏み込んでお仕事を進めていくことができると思います。
ぜひ、本業+副業に取り組まれてみては、と思います。